降圧には食塩管理のほか、ナイシトールが効果的?

収縮期(俗に言う「上」)が140mmHg、拡張期(同「下」)が90mmHgを超えると、現代日本では軽症高血圧に分類されます。良心的な医師はすぐに薬に頼ることはせず、まず、血圧を下げるために生活指導から始めます。まず、食塩を摂りすぎないようにという指導は最初になされるものだろうと思います。高血圧にもいくつかの種類が存在します。わが国では食塩の摂りすぎが高血圧を招くと長く信じられてきましたが、現在では、食塩の影響を受けやすい高血圧と、受けにくい高血圧が存在することが明らかになっています。
他の疾患等の原因のない高血圧を本態性高血圧といいますが、その中にも、食塩の摂取量によって血圧が変動する食塩感受性高血圧と、そうでない食塩非感受性高血圧があることがわかってきました。最初に述べた生活指導の際、医師の指示通りに塩分を控えても、食塩非感受性高血圧の人たちには降圧効果が現れにくいということになります。
生活改善だけでは降圧効果が不足する場合、医師は薬を処方します。薬剤は多数あるので、効果が出るまで手を変え品を変え処方されることもあります。近年では、病院で処方される薬のほか、市販薬にも降圧効果があるものが知られてきています。肥満・メタボ対策として小林製薬から販売されているナイシトール85という薬は、その代表的なものです。
ナイシトール85は、お腹周りの脂肪が気になる人向けの薬で、18種類の漢方薬が主成分となっています。体の中の余計なものを排出させる効果があり、便通がよくなり浮腫が軽減できるという効能があります。加えて余分な脂肪を燃焼させる効果もあるので、高血圧に伴う肩こりやむくみ、のぼせ等にも効果があるとされています。病院の処方薬に頼る前に生活改善を心がけ、ナイシトール85のような市販薬を効果的に利用するのもよいかもしれません。